ひよっこゲームブログ

なにもかも初心者のひよっこがゆったりと何かする

一人でゲームを作るということ

6/4、twitterで「ゲームを一人で作る人間はSSRのようなものだ」という発言を目にした

 

これについてまぁ自分が思ったこととか

なんとなくまとめたくなった訳でこれを書いた

 

 結論から言うと、僕は誰だってゲームは作れると思う

 

もしゲーム開発に興味があるなら

調べながらやれば手を動かせば何かしら動くものは作れる

その最初の1歩を踏み出すのがとても大変なだけだと思うから

 

 

 

 

 

 

 

なぜ、ゲームを作り始めたのか 

少し自分語りから始めよう

 

僕は会社を鬱で辞めて療養から半年経ち、何になりたいのが悩んで

やってみようとゲームを作り始めたのが去年の11~12月で今に至る

 

経緯を細かく書くと

勤めていた会社で配属された場所ではプログラミングのプの字もなく

自主的に作業をサボるためにこっそりコードを書いていた程度だった

 

情報系の大学を出てプログラミングをして飯を食べるはずだったのに

業務内容はそこから大きく外れ、全く違ったわけだ

 

仕事のギャップだったり人間関係で鬱になって会社を辞めたあと

療養の後に病院通いも終わり、プログラマーになるために再就職の扉を叩いた

しかし、どうもいまいち未来のビジョンが見えなかった

これから長いこと生きていく中で、その業界で一生懸命働く自分が想像できなかったのだ

 

普通の人なら5日間働いて2日休むというサイクルで生活をする

ただ、僕は前職で5日間歯を食いしばりながら我慢して2日で心の余裕を取り戻す

というサイクルで生活をしていた。それはもうまっぴらごめんだった

 

もう失うものは何もなくなった今

どうせなら昔から憧れていたゲーム業界を目指してやるだけやってみようと考え

漠然とした目標の中で、企業に提出する作品くらいは必要だろうと思い

そんな短絡的思考でゲームを作り始めたわけだ、お粗末なこった

 

 

 

ゲームと学生時代 

 僕は小さいころからゲームが大好きで

ゲームを作ってみたくてPCにツールを入れて、プログラミングで挫折をした 

当時は「ものを調べる力」が全く身についてなかった

 

大学もプログラミングが勉強できるならゲームを作れるだろうと思って入った

 

運よく大学にはゲームを作るサークルがあったのだけれど

僕はゲーム開発ではなく音楽制作の方に大きく興味が出てしまい

ゲーム開発サークルとDTMサークルでずっと音楽を作っていた

 

つまるとこ、去年までゲームの開発経験は0でノウハウもない

 

プログラミングは大学を卒業できる最低限の知識しかなく

自分よりすごい人間は数えきれないほどいた

 

その中には一人でゲームを作る人間もいれば

多人数開発で商業のようなゲームを作るすごい人達もいた

 

今思えば、学生の頃にやっておけばよかったなと思う

丁度Unity proがフリーになったのもそのあたりだ

ちなみに僕の周りは時代的にDXlib派だった

 

ちなみに僕は狂ったようにゲームセンターに通ってた

 

 

 

ゲームを作るために

ひとまず技術の話を先に、エンジンの話はそのあとで

 

世間一般にゲームを作るために必要な技術だと言われてるのは以下の3つ

 1.プログラミング

 2.ビジュアル

 3.音楽

ソフトとかを紹介しながら内容を軽く触れていく

 (ビジュアルをひとまとめにし過ぎだとかシナリオはどうだとかあるけど割愛)

 

 

1.プログラミング

これは調べればそれなりにできると思っている

 僕は情報系出身だが、正直なところもうほとんど記憶にないから全て調べる

Unityで必要なC#なんて全然触ったことがなかったので参考書と常ににらめっこだ

 

僕の汚いソースコードを見たら現役プログラマーはその場で僕を殴りつけるだろう

パズル的な頭の柔らかさは必要かもしれない、あと数学

 

Unityで開発しているので使用しているツールはVisualStudio

これはMicrosoftが公開している無料のソフトだ

とりあえずこれがあればなんとかなる、他にも手段はあるが好みだ

Microsoft Visual Studio ホームページ - Visual Studio

 

 

2.ビジュアル

UnityであればAssetなんてものがあるので絵心がなくてもなんとでもなる

2Dも3Dもなんでも配布している、クオリティが欲しければ少し小銭を出せばいい

 

僕は絵を描くのが好きだったので自分でドット絵を描いている

使ってるツールはAsepriteだ(Steamで1500円くらい)

store.steampowered.com

 

ドット絵なんて難しいと思うかもしれない

でも作り方は調べればいくらでも出てくるし、有志が細かく説明してるものだってある

基本的に見て参考にすれば、あとは努力である程度の見た目は確保できる

 

ちなみに3Dも無料のソフトがあるし、お金をだせば便利なソフトはいくらでもある

イラストのソフトも大体そんな感じだ

 

 

3.音楽

僕はStudioOne3というソフトを使っている(確か3万くらい)

あとプラグインやらで2~3万くらい使っている

 

まぁでもそんなにお金をかけなくても

これもフリーで使える音楽や効果音を集めたサイトがある(調べれば出てくる)

 

自分で曲を作りたいという人は無料の音楽ソフト(DAW)もある

cakewalk」というソフトが今は一番お勧めだ

 

これは昔はSONARという名前で有料のソフトだったのだけれど

会社が紆余曲折あって名前が変わり無料で公開している

 

音楽はセンスだという人がいるかもしれないけれど

これも色んな曲を聴いたり参考にしてみたり、調べれば解説してるサイトもあるし

Youtubeで「How to」とか調べれば 外人がいくらでも解説してくれる

 

つまるとこ、こちらも気合な節はある

 

 

 

開発環境の話

僕はUnityを使っているが他にもゲームエンジンは色々ある

Unity(無料)

 スマホゲーなどでも動いている便利なやつ

 最近日本語化に手を伸ばし始めた

 無料のAssetがあるので素材には困らなそう

 先人が多いので調べれば何でも出てくる

 手っ取り早く動くものが作りたいならこれな気がする

 

Unreal Engine 4UE4)(無料)

 ゲームを起動すると様々なロゴやらなんやら出てくるが

 でかでかと出てくる丸に「U」という1文字のマークを見たことがある人もいると思う

 こいつはプログラミングを使わずに開発ができる(良くも悪くも)

 公式のドキュメントがかなり丁寧なので良い

 世間でのエンジン2大派閥はUE4とUnityな感じがある

 

ツクール(有料)

 某動画サイトで名前が有名になった気がする

 素材も豊富だし作りやすいと思う、細かいことは知らない

 夏にアクションツクールが出るらしい、気になる

 ドキュメントが少々お粗末 

 

・そのほか

 SmileGameBuilder, GameMakerStudioなど・・・(有料)

 エンジンを使わずにDXlibというものを使ってゴリゴリ1から作るという手もある

 が、プログラミングを頑張る必要があるので人を選ぶ

 

これ以上この話をすると色々な方向から刺されそうなのでこの辺りで

 

 

結論として何が言いたいかというと

今は無料で何でも試せるのでひとまず触ってみればいいと思う

それから色々考えて自分に合ったやり方を模索すればいい

 

 

 

 一人でゲームを作るということ

はいタイトル回収

 

前の項目で触れた通り、一人でゲームを作る敷居はすごく下がってきている 

あくまでも「敷居が下がってきている」

 

正直なところ、決して簡単なことではない

なぜなら、本来であれば分担して作業を行うのが当たり前だからだ

 

・・・ というのが綺麗な締め方だと思うが

今はこれだけ膨大なツールがあるので手を動かせばものは作れるのだ

 

最初はものを拾うだけのゲームと呼べるか怪しいものでも作ってみればいいと思う 

それは自分の理想であったり、自分で考えた最強のゲームだったりはしないだろう

でも自分で作ったものが動いたという感動は何にも代えられないくらい楽しいのだ

 

そしてクオリティが欲しくなったときにどうアプローチするかが1つの分岐点だと思う

 

・・・まぁ1人でやるなら頑張るしかないのだ 

 

それでも「何か作った」、「これは僕の作品だ」というのは大きいし

なんでも完成したら胸を張っていい、俺が最強だ

 

 

 

利点と欠点

・利点

 一人なので自由に開発ができる

 思いついたから機能を追加する、みたいなことをしても大丈夫

 

・欠点

 開発するには膨大な時間とモチベーションが必要となる

 開発を進めてプレイをしていると面白いのかどうなのか自分で分からなくなる

 一人だと全体のクオリティを上げるにも倍以上のパワーが必要となる

 

 

多人数開発は大体この逆、開発モチベーションの違いで蒸発とかが怖い

ちなみに僕はモチベーションの維持が一番苦しいと思う(上下が激しいタイプ) 

 

 

個人開発者な人達

twitterとかでちらほら見る 、学生とかだったりして驚く

 スマートフォンアプリとかで作ってる人とかよく見る気がする

彼らは結構情報を発信しているので見ているだけで元気がもらえる(大事)

 

人によっては展示会とかに出している人もいるので

そういったところで開発中のゲームを触ることができたりする

 

僕もお金に余裕ができたらイベントに顔を出してみたい

 

 

 

終わりに

ゲーム作るのは面白い

 

自分は何一つプロフェッショナルではないけれども

中途半端なのが良くも悪くもこうやって今になって役に立っている

何事も色々やってみるもんだ

 

ドット絵はほぼ初めてだけど面白いし

プログラミングしてものが動くと面白いし

人から反応もらうのも楽しいし

 

 

勢いで書いたのでなんか尻すぼみになってしまった

なんか今更ながら恥ずかしくなってきた(おい 

 

この記事を書き終えたら今日も寝るまでだらだら作るぞー

そろそろ形として完成しそうだし音楽とか入れたいしあぁ・・・

 

ちなみに今作ってるゲームの進捗はちょこちょこtwitterにあげてる

こうすることでなんとなくモチベーションが上がる(大事)

 

https://twitter.com/denden_kata/media

 

 

そろそろ新しいゲームが欲しいなぁ