退職してから数ヶ月経った
国産の某大手メーカーを2月末に退職してから数ヶ月
ある意味貴重な経験だと思うので、いろいろと書き残すことにした
以下、退職に至った主な理由
負担の問題
自分は決して効率の良い方ではないが、それでも負担は大きかった
課の担当グループの人数があまりにも少なく、そもそも仕事が回っていない
自分は始業30分前に職場に着くようにしていたが
それよりも前に真っ暗なオフィスで働いている人がいる時点でもういかれていたのかもしれない
しかもその年いっぱいで僕の面倒を見てくれていた先輩が海外へ
他部署から異動してきた人だったが、とても仕事ができる人だった
課内の仕事マニュアルを作成していたのもこの人(というより今まで何もなかったのが恐ろしいが)
人として本当に尊敬していたし、この人が自分の担当をしてくれて本当に良かったと思う
時間の問題
持病の関係から、朝どうしても思い通りの時間に行けないこともあったため
就職の際にフレックス制度を使える企業を選んだが
実際は早朝に会議をセッティングされることがほとんどだったため、意味を成していなかった
後から知り合いを通じて知ったことだが、他の部署はガンガン使ってた
ソフトウェア採用だったのに全く違う部署に配属された
普通に考えて企業側がしてはいけないことだと思う
人事の採用担当のミスをこういったやり方でカバーするのは本当におかしい
本来の知識とは大きく外れたものを要求されたため、かなり苦しかった
英語を勉強しないのは仕事を放棄してるのと同じだとか言われたが、もう完全にやる気はなかった
海外拠点との会議やメールは現地の通訳を介さなければいけなかった為、情報に齟齬が生じていた
もちろんそんな環境では自分が本来得たかったスキルなどは一切なく
そんな自分に止めを刺すようにExcelVBAで便利ツールを作らされていた、ふざけんな
便利ツール作成はもちろん本来の業務外
課の半数以上が高齢で若手がいない
今後彼らが退職することを考えると負担が増えるばかりなのは容易に想像できる
毎年人員の補充を求めていたらしいが、一行に増える気配がなかったらしい
1/3くらいの人が本当に意味のある仕事をしているのか不明瞭だったし
人によっては席を離れたあとに長時行き先不明になる人もいた
その爺さんたちが定時前に机を全部片づけているのがうらやましくてしょうがなかった
若手はフレッシュだからとかいう文句に殺意を抱いていた
企業の目線
慢心という言葉がこれほどぴったり当てはまるとは、という感じ
完全に年功序列な感じだったので、大きい会議の場でふんぞり返ったり
若手をいびったりする風潮は本当によくなかった、もちろん理解のある人もいたが少数だった
(自分の課はその辺きちんとしてたが、周りには軍隊のようなところもあった)
大手なので採用人数も多く、今思えば研修はかなり雑だった
研修内容で役に立った内容はほとんどなかったのだけれど、そんなものなんだろうか
同期がクソ
就活が上手いやつが企業に入るんだなって感じた
そのほか
自分の配属された拠点の立地が悪い(残業するとバスの本数がなく、駅まで歩いて30~40分)
社内の売店が定時20分後に閉まる、周りにコンビニなし
終わりに
環境が変わると感覚が麻痺してしまうのは本当にあると思うし
働いている当時は全く気が付かなかったけどおかしいこともたくさんあった
狂ったアプローチに乗っけられて、それに慣れてしまったらダメになってしまうと思う
正直今の自分に全く自身は持てないし
今後転職した際にきちんと働けるのか死ぬほど疑問になる
本当に役に立つ人間になれるんだろうか・・・